このレビューはネタバレを含みます
プロレスに取り憑かれた父親が子供たちを洗脳し、それが呪いとなって子供たちを苦しめていく。
プロレスでチャンピオンになり父親に認められることでしか生きられない人間になってしまった子供たち。
彼らの人生はそれでしか考えられない。
リックフレアーがプロレスが終わった後に飲み行こうぜ!と気さくに誘うスターを見て、笑みをこぼしそこから人生を見つめ直したのはいいシーンだった!
家族に固執し、家族に苦しみを味わったデビッドが最後は自分の子供たちに救われるシーンは涙が止まらなかった。
また死後の世界で亡くなった兄弟たちに会うシーンも号泣。嗚咽を抑えるに必死だった。しかし、死因が自殺であるため死んでよかったという描写と捉えられなくもないなと頭の片隅で思ってしまった。
デビッドの妄想かもしれないし、そこは深く考えずどっぷり泣くことにした。
総じてとても良い映画だった!
今年トップ10は堅い!