玉生洋一

16ブロックの玉生洋一のネタバレレビュー・内容・結末

16ブロック(2006年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

わずか16ブロック内の街中で起こるアクションと逃亡のスリルを存分に味わえる良作。

グイグイと引き込まれる理由は、主役2人のキャラに瞬時に惚れてしまうせいだろう。
ただの飲んだくれかと思いきや、あっさり悪人を射殺する有能さを見せる警察官。
延々と喋り続ける護送犯。
ずっと見ていたくなる。

クライマックスの「うまく自白させて録音」という流れは
とりたてて驚きもないので、
「街を知り尽くしている」という特技を活かした方法で
最後のピンチも切り抜ける……という流れが見たかった。

ケーキが送られてくるラストシーンはただただほっこり。
「あいつやりやがったな(笑)」的な
ちょっと毒のある仕掛けも期待してしまった。


※2020.4午後ローにて視聴。部分的に過去にも見た記憶がある。