ゆき

Saltburnのゆきのレビュー・感想・評価

Saltburn(2023年製作の映画)
3.8
ただ。

世界的な名門大学、オックスフォード。奨学生である彼が欲しかったものを追う。
きっかけはあまりにも簡単で、いつからか溶け込んだはずの環境での違和感をのぞき見するような127分。
“我慢”で済むのか、否か。
ぐっと心臓にくる感じのシーンがいくつも散りばめられているのに、映像の妙なのか気持ち悪すぎないのがすごい。言葉のトゲもなかなかに食らう。正気とはなんだ。
バリー・コーガンの表情がなんとも言えない。気づけば引き込まれてしまう。彼だけ見ていればロマンスにも思える。
煌びやかなシーンの音楽の誇張が印象的だった。
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大学で目立つ裕福な家庭の青年・フェリックスと居場所を探す青年・オリヴァー。二人の関係は深くなっていき、フェリックスの両親が所有する広大な土地でひと夏を過ごすこととなる。
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