ももいろりんご

デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 前章のももいろりんごのレビュー・感想・評価

4.0
公開直前までノーマーク。地元映画館の週末のプラグラムをチェックしていて、お、SFもののアニメ?ディストピア?好きかも。
あのちゃんといくらちゃんが揃ってテレビに出てたのはこの番宣だったのか!
.
東京でハイテンション女子高生ライフを送る、小山門出こやま・かどでと“おんたん”こと中川凰蘭なかがわ・おうらん。学校や受験勉強に追われつつも毎晩オンラインゲームで盛り上がる2人が暮らす街の上空には、3年前の8月31日、突如宇宙から出現し未曽有の事態を引き起こした巨大な〈母艦〉が浮かんでいた。非日常が日常に溶け込んでしまった東京で、ある夜、悲劇は起こった。2人と世界は加速度的に破滅へと向かっていく…。(立川シネマシティ作品紹介ページより)
.
最近、土日に映画で都心に出るのが億劫で。という理由から地元で観られるこちらを選択。できれば前後編続けて観たいよね、なんて言ったどの口が、翌日観に行くんだよ!
.
おもしろかったなぁ〜!早く続きが観たい。
原作、浅野いにおの漫画は未読。今のところ原作を読みたいとは思ってない。それって私の中でこの映画=物語の世界が確立してるってことだと思う。続きが観たい!
.
今作の前半は門出ちゃんとおんたん含む仲良し女子5人の学校生活やキャラが描かれる。普通の高校生。受験もある。それなりに家庭や恋に笑ったり泣いたり。おかしなことと言えば、見上げた空には巨大な宇宙船が浮かび、たまにそこから何か飛行体が飛んだり、生命体がいるとかいないとか。
.
3年前から宇宙船が空に浮いて止まったままって🤣空を見上げたらそこに侵略者かもって🤣それでも人って慣れるんだぁ😯
.
後半、門出とおんたんの小学生時代に巻き戻り(?)、物語が不穏な装いに。んんん???ラストはしぇーーーーっ💦となりました。(そこで続く)
.
女子高生の甘くてしょっぱい青春の日常に、得体も目的もわからない異世界の船。その対比の描き方がシュールで堪らなく上手い。
脚本、吉田玲子なんだよね。やっぱりいいな👍
.
タイトルがとっても素晴らしい✨
単語は不穏でしかないのに、妙に軽やかで明るい。このお話を象徴している。
悲劇と絶望の予感しかないけど、それでも少女たちは笑うのか。
.
後章は5月公開!
.