ジェフリーライトってもっとほっそりしたというか、こじんまりした体格の人だと思ってたんですけど違ったのかな?それとも本作むけに意図的に増量したんですかね?
今年のアカデミー賞にからんでいたにもかかわらず劇場スルーでアマプラでの日本公開となった本作。コメディーだけど考えさせられるところもしっかりあって、でもちゃんと軽くて、かといってドタバタしたがさつなやつでもなくて、というちょうど欲しかったバランスでした。めっちゃ面白かった。
ラストでけっこう斜め上にいったままポンと終わるのは個人的にはけっこうアリでした。はっきりしたハッピーエンドにするでもアンハッピーエンドにするでもなく切れ味良く終わるっていうのではうまいところに着地させたなーと。
でもこれ観てしまうと、映画でも音楽でも小説でも「リアルな表現」とか評してるの目にするとちょっとムズムズするようになっていまいますね。バービー観たらゴッドファーザーに限らずあんまり映画のことどうこう言えなくなってしまうみたいに。でもまあ、そういう感覚はやっぱり大事なんだと思いますし、イイとこ気づかせてくれた作品だと思います。
アマプラに入ってるならソルトバーンとこれは観ないと絶対にもったいないですけど、ソルトバーンよりもより広くオススメできる良作かと!