babaちゃん

アメリカン・フィクションのbabaちゃんのレビュー・感想・評価

アメリカン・フィクション(2023年製作の映画)
4.0
コメディといっても哀しみと裏腹な笑い。
上質な文学作品を書いている主人公。
ステレオタイプの黒人文学の風潮にウンザリしている。
ところが、戯れに書いた小説が大ヒット笑
母介護費の必要に迫られ犯罪者という覆面作家に。
話し方や着る物の限定笑笑

人々や自分自身の思い込み。
あるいは他者の期待に応える心理。
根深い人種差別社会ではそこからの解放は難しい。
むしろ迎合して満足。
利用して甘んじる。
おかしなことになっている現在。

日本でも期待に応えようとすると
自分の首を絞めることになるね。

ドラマ「アトランタ」シリーズのような。
もっとカラッとした笑いを期待した。
babaちゃん

babaちゃん