アクションに全ぶっぱ。
でもなんか思ってたんと違う……！
いやなんかもう少し硬派なアクション映画だと思ってたんですけど、なんかこう、結構ファンタジーというか……ガツガツにVFXとワイヤーで魅せるタイプとは……。
谷垣節のあるアクションはスピーディで迫力は確かにあるんですけどなんかドニー・イェンらしいキレがちょっと犠牲になっていて勿体無い。
ストーリーもすっげぇ大味。
凄い駆け足気味で進んでいくので中身が薄く、キャラクターに愛着を持つ前にまた新たなキャラクターが出てくる。そもそもキャラが多い……！
加えて全体的に謎に安っぽくてなんでだろうなーと思っていたんですけど、これアレですね。カメラワークが悪い！
なんか映画とは思えないくらい単調なカメラワークで、どっちかというとドラマっぽい。
2時間超の長編ドラマと思えばまぁそこそこ楽しめはしたんですけど、期待していたものと違った感は否めないです。
まぁでもドニー・イェンが大ファンの武侠小説が原作らしく、それが理由だからかなんか普段よりも妙に芝居臭い演技していて、主演から何までやりたい放題なドニー・イェンが観れたので良かったということに……。
