ヒリヒリするような展開で目が離せない、ノヴァクがたちまちスケープゴートにさせられていく感じがスリリング。不穏な音楽もうまい。
教室は社会の縮図みたいなもんだ、職員室は更に闇が深そう。移民問題、差別や偏見、理想と現実、正義や倫理観、権利や信念で論点がすり替わっていく恐ろしさ。不寛容主義とは一体誰のためのものか… 圧力で膨らんだ不信感に蓋はできるのか。
どんなラストを迎えるかと思ったら〜あの抵抗する姿は母を信じる彼の正義であり、彼の証明の手段なんだろう。意外なショットでやられたな、思わず笑っちゃったもん。
これ、好きだ