このレビューはネタバレを含みます
試写会にて鑑賞。
3つのストーリーに出てくる人たちみんな過去の傷を抱えている。
ただトラウマが辛いということでなく、傷つくと同時に罪の意識を抱えていきてる。
この罪の意識みたいなのがリアルに感じて、あぁすっごくわかるなぁと思いました。
「みんな罪人」というセリフに救われました。
2章はそれを伝えるためにあるんだと思った。
最後のあっちゃんの話が結構好きだった。
まず葬式の日ってすごいモノクロが似合う。
自分の親が死んだ時の葬式もなんだかモノクロに感じてて、それを思い出した。
でもあっちゃん演じるレイコは葬式を機にモノクロになったんじゃないよね。
好きな男とはできないけど、行きずりの男とはできてしまう。
意味不明だけど、女ってこういう意味不明なことをしてしまう。
自分を傷つけに行ってる感じがして、辛い。
この子を抱きしめたくなった。
とても前向きな感じはしなかったけど、辛いときにも日の光が差す日はあるというか、そんな感覚。
なんか辛いんだけど慰められるみたいな、、、。
長回しのショットも多くて、なんというかちょっと気まずい。緊張感があります。
映画館でじっくりみれてよかったなぁと思いました。
また最後に鑑賞したみなさんの感想と
三島監督のお話がすごくよくて、
この映画を噛みしめながら帰りました。
ありがとうございました。