ジム・ジャームッシュデビュー作。
飾らない雰囲気、その場の雰囲気を撮る、魅せるのがほんまに上手い。それは変わらず。
でも、今まで見た中で過去一でどの層の需要なん?って内容のなさと絶妙な間の合わなさに納得できやんかった。シャイニングみたいに音楽使い回しやから雰囲気に合わんのも不快やった。
主人公のどうしようもないダサさと社会不適合者感、周りの人が全員シャブしとんかってくらいとち狂ってるやつ、一生吸われてないタバコが理解不能すぎた。後、サックスの演奏がめちゃくちゃ過ぎて下手にしか聞こえへんかったし、何がおもろいねんってくらいゲラになってるおじいとおばあに引いた、、、
芯のない漂流した10代の少年の心理描写を映像と雰囲気で表現できてるように感じるのはすごいんやろけど、俺には合わなかった。
多分主人公の性格タイプが苦手なタイプやからなんやと思う。キザでめちゃくちゃイキリな感じがほんまになんか無理なやつ。現実世界でめちゃくちゃイライラするタイプやからしゃーない。
シュールさがハマる人はいいかも。
てか、ニューヨークってこんなスラム街みたいな荒廃したとこあんの???