ポーランド映画祭にて。
これは邦題のほうがわかりやすいかもね。確かに母とその娘たちの話。元になった原作小説があるそうだ。
人生における大小の決断が何度か出てきた。
脳に障害を持つ娘とその姉と母。
じゃっかん頼りないが優しい父と共に娘ナストカを育てる母、ナストカの姉ウチャはバレエダンサーを目指す。
ナストカの幸せが重要な家族だが、それぞれ困難にぶつかる。
全体的にわりと明るめに描かれているが、親の決断が重い。この両親、ナトスカ出産時にも不可抗力による重たい現実を突きつけられるが、ナトスカの無邪気さ元気さに苦労はするものの、活力を与えられているようにも見えた。それなのにまたあの重たい状況。
母はもちろんのこと、父の気持ち想像したらいたたまれなくなった。
ナストカの状態、親の決断、夢に向かっていく姉、それぞれが一つの映画に出来そうな話。それを98分の映画一本にまとまってるのでやや駆け足気味かもしれない。