ドラァグクイーンの観る
俳優からクイーンに転身した
ラッセル。夢諦めたのかと同
棲相手に責められ別れた彼は
一人暮らす祖母マーガレット
を数年ぶりに訪ねるがの話。
祖母役クロリス・リーチマン
の遺作のようで
全くノーマークでしたが別用で行く場所
の映画館で上映していて予告観たら好み
な空気だったし時間有るので観るです
正直期待ほどではなかったけどこういう
感じだろうな～でギリ良かった
夢を捨てて彼にも捨てられた同然の青年
と人生の終わりを悟ってる老婆。
先が見えないという共通な心のモヤモヤ
抱えた二人が久しぶりに暮らして葛藤に
ケジメを付ける。そんな感じでした
もっと陰というか静というかを想像して
たらそうでもなかった。
結構な過去を背負ってそうなマーガレッ
ト。体は衰えても活力みなぎる彼女の
パワーが映画に陽の空気を送ってるのか
もしれない。
ユーモラスな軽い毒舌とても良い
結果的には､行くとこないしでちょっと
寄ったはずの若いラッセルのこれからの
道を老い先短いマーガレットが導く。
そんな彼女にしてもそれなりの覚悟を決
めてる訳で彼女の覚悟を知ったラッセル
が覚悟を決める。
人生の引き換えか生まれ変わりか
若かりしマーガレットが大きな夢を抱え
ていたのを思わせるエピソードは夢に
向かうラッセルに引き継がれるよう。
血は水よりも濃いのであります
