ジャック・タチ主演監督の観る
海辺のリゾート地でバカンス
満喫するブルジョアな人達の中
にタチ演じるユロ氏も。あちこ
ちで騒動引き起こすユロだが
ほぼ喋らないユロ氏
ちょっとした動きやリゾート客からする
と非常識な行動で優雅に休暇を楽しんで
いる客はバタバタ
悪そうな素振りも表情も見せないユロ氏
フレンチコメディ苦手です
タチの次作「ぼくの伯父さん」はだいぶ
前に観ましたが面白さ分らずでした。
因みに本作は伯父でもなんでもなくユロ
氏というキャラクターが共通してるだけ
のようですが
物語なくユロも宿泊するバカンス地の
ホテルや海辺でサイレント映画風でコン
ト風なショートエピソードを断片的に繋
げてる
ブルジョアな人達を揶揄する風刺コメデ
ィみたいでフランスのブルジョアでない
人が面白がるのも何となく分かるし打倒
旧世代な後にヌーヴェルヴァーグとなる
批評家に絶賛されたのも何となく分かる
それは分かりますけど上品装いながら
毒が潜んでいるラディカルな映画なのも
想像出来るけど今観てもね~の所も。
優雅なリゾートコメディとは私には思え
ずでした
案外と時代と密着してる映画の様に思い
ますけど