『ロスバンド』のクリスティアン・ローの最新作。
今作を鑑賞し、まじで信頼できる映画作家だなと。
原作が絵本なので、ロッタちゃんシリーズを想起した。
前作『ロスバンド』に引き続き、子どもが主役というのが推せる。
やはり子ども映画は癒されるから好きだな。
なんといっても原題が"リトル・ズラタン"ということは自分の世代としては堪らない。
明確にイブラヒモビッチやん。
フィジカルで無双できるからサッカーゲームで彼を頻繁に使っていたことを思い出す。
sing song sushiやマジョルカのユニフォームを着たエッラなど日本との繋がりを勝手に感じていた。
主題はストレートに友達への愛も恋人への愛もどれも尊いという想いが込められていてシンプルに良い。
そして、LGBTQの表象が見事だと言う他がなく素晴らしい。
日本のコンテンツにも追いついてほしいという気持ちだけなのだけど、特に今の日本の社会の現状では厳しいかなと思ったりもした。
［2024年 80本目］
