曲芸のようなアクションではなく、実際コンタクトしてそうな、UFC風打突系格闘技アクション。
試合直前にExから娘についての最後通牒を喰らって、慌てて試合を放棄し娘の誕生日に向かうも、パウルの知り合いチーノ達の執拗な妨害に遭う。
ベルリン市内をGPS Mapと通話でかわし衝突し、やがて自分がのっぴきならない陥穽に追い込まれていることに気づく。
格闘シーンのリアルさは俳優陣の体幹もよく鍛えられていて殺陣の枠を越え、ちゃんと痛そうだった。
前妻との成り行きはわからないので肩入れはできないが、目的がはっきりしていて常に敵や時間に追い立てられているので、考える余裕がなく直情的に行動するのも説得力がある。
プルプルしてたタマネギが、無事に育てば文句は無い。