hokaさんの映画レビュー・感想・評価

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THE MYTH/神話(2005年製作の映画)

3.0

考古学者役はいつも通りのジャッキーだが、
蒙毅将軍の甲冑姿でやたら真面目で役目に忠実な様子が、あまりに不似合いで逆に可笑しい。

ホイホイコンベアアクションは、面白くてアイデアとしても優れていると思う
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エアフォース・ワン(1997年製作の映画)

2.9

機内でのアクションは、もう殆どインディジョーンズ、勢い余ってもう大統領になっちゃった編。

昔Museum of Flightというシアトル郊外にある博物館で、ナカジマレプロの隼やコンコルドなどと並ん
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バカ塗りの娘(2023年製作の映画)

3.0

このバカの意味合いが示す“愚直一徹”は、“夢中”と同じく羨ましい響きがある。

しかし時の流れは冷徹に、全ての伝統の衰退を余儀無くさせる。

陶器、白磁器、ジュラルミン、ステンレス合金、プラ食器etc
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シティーハンター(2024年製作の映画)

3.0

昭和後期の作品の雰囲気を壊さず、違和感無くアップデートするのに苦慮した後が見られる。

コスプレイベント、スマホ、SNS時代に駅の掲示板やエロDVDやモッコリなどの下ネタ。

北条司さんの作品は、その
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柘榴坂の仇討(2014年製作の映画)

3.0

『中井貴一さんは、佐田啓二さんの息子』と呼ぶ人は、最早いないのじゃ無いだろうか?
その出演本数でも遥かに凌駕している。

二十歳そこそこでデビューして、以来ずっと一線で活躍し、今だに主役を張っている。
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グランド・クロス シード・オブ・ディストラクション(2011年製作の映画)

2.2

時速48キロで侵攻するエデンの種。

ネバダ州なら砂漠だし、強制的に緑化出来るなら、インフラが多少破壊されてもその価値はある。
抗毒素の土で境界線を選定すれば、緑化の後やがては肥沃な大地になるだろう。
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アウトブレイク ライジング(2011年製作の映画)

1.8

それまでもあった様だが、走るゾンビを鮮烈に認知したのは、【28日後...】だった気がする。
あれをゾンビと規定して良いのかは疑問だが、走る事で命懸けの鬼ごっこ要素が加わった。

ロメロゾンビは力の衰え
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聖夜の惨劇 ニッセやりすぎる(2023年製作の映画)

2.8

Mooseは鹿科の最大種で最大700キロにもなる。
別名twig eaterで冬でも食物を求めて然程移動する必要が無く、走るのはあまり得意では無いが、泳ぎも上手。

深刻度の低い絶滅危惧種らしいが、実
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攻殻機動隊 SAC_2045 持続可能戦争(2021年製作の映画)

3.0

‘89初出から35年。
’95のGhost in the shellがセンセーショナルだったのは、押井守監督のめんどくさいこだわりと、士郎正宗氏によるまるで未来を見てきたかの様な世界観とそのDetai
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映画 オッドタクシー イン・ザ・ウッズ(2022年製作の映画)

3.1

間違い無く近年では最高位のオリジナルアニメだったが、そのおさらい版。
インタビュー形式で事の成り行きを辿って行く。

タクシーだから基本、裏や夜や虚業の世界の闇と社会の底辺を蠢く人々の群像劇に、女子高
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パーフェクト・ホスト 悪夢の晩餐会(2010年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

序盤10分でどんな話かは大体想像がつくが、その流れがなんとも小気味良い。
30万ドルの銀行強盗逃亡犯にしては、結構間抜けで雑貨屋の親父や、エホバのお婆さんにも良い様にあしらわれる。

John Jon
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ラスト・ナイツ(2015年製作の映画)

3.1

時代劇は東洋西洋に関わらず、製作費が嵩む。
背景/衣装、大人数のエキストラetc
それにC.オーウェン、M.フリーマンの出演料。
随分思い切ったね。

伊原剛志さんをキャスティングする事で、日本の話だ
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世界の終わりから(2023年製作の映画)

2.8

遠い昔、紀里谷和明さんのデビュー作《CASSHERN》は、冒頭からのシャープな映像と美術には驚かされたが、映画そのものにはサッパリ感心した記憶が無い。

それから私の中の彼に対する評価は、映像作家であ
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誰も助けてくれない(2023年製作の映画)

3.0

なんか勢いで一体ヤっちゃったし、街の人はスナッチされちゃってるし、もう仲良くやれそうも無い版《未知との遭遇》

やたら手足の長い希少種の、何で手信号?な所は一寸面白かった。

口から出した夢魔の様な生
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ベン・ハー(1925年製作の映画)

3.0

ローマ帝国の最大版図は、大英帝国やロシア帝国は言に及ばず、大日本帝国よりも狭かったが、紀元前から紀元2世紀でそれを成し、その後縮小しながらも、更に15世紀まで存続したということが驚異だ。

サイレント
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奇跡の旅(1993年製作の映画)

2.9

犬は苦手だ。
幼少の折、誰かに捨てられたであろう野良犬に、追いかけられた記憶が今でも鮮明なのと、あの主人を信じて疑わない瞳が苦手なのだ。
その点猫は主人が世話をしなければ、勝手に生きて行く。
その気儘
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マイ・フレンド・メモリー(1998年製作の映画)

3.0

“Walking high above the world”

Sting仕様のアイリッシュ風牧歌的なBGMと、分かりやすい不良グループと、限りある時間、足りない部分をお互い補い合う友情。

アーサー
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ぼくのエリ 200歳の少女(2008年製作の映画)

3.1

C.G.モレッツのリメイクは以前に鑑賞済み。

いじめられっ子オスカーが、隣に住む謎多きエリにシンパシーを抱くという流れは自然だし、その秘密を共有する方向性も、その現場を確認していない以上理解できる。
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らくだい魔女 フウカと闇の魔女(2023年製作の映画)

3.2

《わくわく!メガイラ遊園地》

女児向けとは侮れない、一時間という短尺で纏め切った起承転結と、楽しいアニメというコンテンツで、理不尽な理由で忌避される者に対する客観視出来る優しさと、相手と自分を信じる
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REBEL MOON ー パート2: 傷跡を刻む者(2024年製作の映画)

3.0

オリジナルの野武士に比べ、敵があまりにも強大すぎて、村人達とのバランスがすこぶる悪く、塹壕戦にももっと対抗し得る、村ぐるみの説得力ある工夫が欲しかった。

例えば私が脚本家なら、タラクに動物達を動員さ
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REBEL MOON ー パート1: 炎の子(2023年製作の映画)

3.2

Kings man Seriesは、あまり好みではないが、一作目のGazelleには惚れてしまったので観る事にした。

Star Wars scaleでお送りする七人の侍という事で、思いの外作品に没入
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ザ・リグ 〜深海からの覚醒〜(2010年製作の映画)

2.0

海底油田採掘Rigにハリケーン来襲で未知の領域を無遠慮に破壊した結果、隔絶された舞台設定とUMAの出現に整合性を持たせる導入部は良い。

ノストロモ号の海上版とも思えるし、親父と娘の諍いは、アルマゲド
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ペンギン・ハイウェイ(2018年製作の映画)

3.1

歯科技工士のお姉さんに対する憧憬は、よく理解できる。

自分の恥部ともいえる口の中を晒し、否も応もなく抗えずに近接される訳だから、これはもう好きにならざるを得ない。と思う。

おっぱいに関する考察も、
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ザ・ヒル(2003年製作の映画)

1.7

ストレートの女性用コンテンツというニッチなマーケットを取りに行った作品?

いや、考えてみれば女性は男性よりもその数に於いて多勢であるらしいが、男女機会均等が叫ばれて久しい現代は働く女性が増え、専業主
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名探偵コナン 緋色の弾丸(2021年製作の映画)

2.6

分かってはいたが、コナンシリーズはドラえもん等と同様、主に小中学生用のコンテンツだと理解していたので、観るのは避けていた。

しかしシリーズ二十七作を数え、興収も100億を超えるというし、TVアニメは
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オーケストラの少女(1937年製作の映画)

3.0

D.ダービン演じるパッツィーはwhistle voiceが見事で行動力もあり、とても親思いのいい子だが、とてつもなくポジティブでけたたましい。

彼女はOzのJ.ガーランドになっていた可能性もあったよ
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カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

3.0

結局祭林組のシノギって、地上げって事?

ミナミ銀座もスナックカツ子も彼らに潰されたって事?
ちゃんと正規の立退料、払ろた?

まあ、コメディやから細かいことはええとして、カラオケ屋は暴対法適用外なん
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⻤太郎誕生 ゲゲゲの謎(2023年製作の映画)

3.3

私は前評判が高い映画には、常に眉に唾してかかる捻くれものであるが、それでもこの映画はその報われ無さや虚無感を含め満足させられた。

戦後昭和の価値観や、戦後復興の名の下に犠牲になった人々と、財閥解体さ
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海獣の子供(2018年製作の映画)

2.9

近年水族館の存在意義について、特に海獣類を狭い水槽に閉じ込めている事が、動物の保護団体などに突き上げられている現状がある。
それ故に、彼らに芸をさせる事や、生息域に遠く及ばない環境で飼育する事などは一
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ノスフェラトゥ(1978年製作の映画)

2.8

うっかり日本語吹き替えで観てしまった為、序盤のジョナサンが指を切り、それに吸い付くドラキュラが、余りにあからさま過ぎて吹いてしまった。
レンフィールドの扱いに至っては、ほぼドリフの高木ブー扱いだ。
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ドラキュラ(1992年製作の映画)

3.1

映画でもアニメでもドラキュラをモチーフとした作品は苦手だ。

耽美的である事や、ある種の湿気に纏わりつかれる感覚はゴシックホラーの定番とも言えるが、ドラキュラはその最上位にある気がするからだ。

しか
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オーシャンズ11(2001年製作の映画)

2.9

G.クルーニーを初めて認知したのはこの映画だった。

堂々とした貫禄だったが、それまでは映画での商業的成功は無かったらしい。

B.ピット、J.ロバーツ、M.デイモン、D.チードルと今の主役級を従えて
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裁かるゝジャンヌ(1928年製作の映画)

3.0

英仏100年戦争の折、イギリスのフランス侵攻を許し、極めて劣勢だった所にドンレミから大天使ミカエルを通じて神の啓示を聞いたという少女が現れ、フランス領奪還の為先陣を駆け多大な戦果をあげるも、第三勢力の>>続きを読む

吸血鬼ノスフェラトゥ(1922年製作の映画)

3.1

黒死病を運ぶ者。

モノクロに染色を施すだけで、場面の切り替え、時間の経過を知感出来る効果が大きいのは分かった。

オルロック伯爵の外型的特徴はドラキュラと認識されているものよりはむしろ、今日のヴァン
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オーシャンズ8(2017年製作の映画)

3.0

昔ペルーを旅した時、Mercadoで後ろから何か投げられた。

何かと思い、触ってみると泥だった。

困惑してると4-5人のおばさん達に囲まれスペイン語で何やら話しかけられて、あちこち触って去っていっ
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ベルセルク 黄金時代篇 III 降臨(2012年製作の映画)

3.1

グリフィス、絶望の果てに幽界の盟主に転生す。

折角の蝕の世界観なのに、ゴッドハンドという安っぽいネーミングは如何だろう?

幾多の死屍を踏みしだき、生きてきた事を今更自覚するグリフィス。
引き返す術
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