これは…モノクロ版の方が良いのでは
時代設定がモノクロと相性が良いのは言うまでもなく
山崎貴監督のドラマパートとモノクロの相性が想像以上に良いのです
これは山崎作品を全てモノクロで観直したら、全部良くなるのでは…(※ドラクエは除く)
…モノクロな時代の作品が多いだけかもですが
(あくまで私の感じた印象)
モノクロにすることで山崎作品特有の色々なものが抜け落ちるのです
ドラマパートの説明っぽいセリフも
先が全部読めちゃうベタな展開も
必要以上に感情もろだしな演出も
色彩情報と一緒にほどよくマイナスされてます
結果としてなんだか丁度良い塩梅になっちゃってます
モノクロなんか凄いぞ
背景やセット、CG部分なども
モノクロによりリアリティが増してるのです
マイナスカラーでの
ゴジラに対する感情は恐怖ではなく畏怖なんです
公開直前のトークイベントでの庵野秀明からの
「マイナスワンも白黒にしなよ」
その発言きっかけでマイナスカラーが誕生したのかは分かりません
あれも実は後々公開する本作の予告だったのかもしれません
それでも“-1.0/C”で“マイナスワン/マイナスカラー”と読ませてしまう“オルソ”に負けず劣らずのセンス...素晴らしいよ
もうこのままアカデミー賞で視覚効果賞取ってしまえタカシ！！！
ジュブナイルから始まった山崎貴による日本VFXを世界に見せつけてやれ！！
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■映画館 ＴＯＨＯシネマズ川崎
■作品名 （モノクロ映像版）ゴジラ－１．０／Ｃ
■上映日 2024/1/27
■時間 15:55〜18:10
■スクリーン２
■座席番号 G-8
