やま

キングオージャーVSキョウリュウジャーのやまのレビュー・感想・評価

3.9
「vsドンブラザーズ」との2本立て上映。
正直な話をするとドンブラザーズよりも手が込んでて、こっちをメインとして作ってる感じがしました。
タイムパラドックスやら今までの本編、Vシネと設定を活かしながら最終的には「キングオージャー」本編の補完にもなってるという。
恐ろしい作品だった。
キョウリュウジャーの出せるキャストは全力全開で出してきてるところを見ると最早、作品として10thとして別枠で作ってくれればとは思わなくもなかったけど、キングオージャーとキョウリュウジャーが本編であんだけ絡んだから仕方ないんだろうなぁ。
…とはいえ、時代も世界観もあっちこっちするので観ている側としてすごく混乱する作品ではあったのだけども、ノリで乗り切るようなところが散見されたような気もする。
演者としては、空蝉丸役の丸山敦史氏と弥生役の飯豊まりえ氏が物語のメインと言って良いのだが、この2人は本当に凄いなと。
空蝉丸は流石にちょっと老けたなとは思わなくもなかったが、飯豊まりえは本当に当時のままで、帰ってきたというのも頷けるところ。
まぁ、お祭り映画なので深いこと考えるのも詮無い事ではあるが、個人的には満足。
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