イケメン俳優風情が撮ったナルシスト映画として観たらバカを見る映画。
イツキには自分の命よりも大切な瓜二つの弟(故人?)がいて、個展の絵は弟が描いた物である。
同じくミワにも自分の命より大切な人(ホスト?)がいたからこそ、イツキと仲良くなるし、彼の真っ直ぐな気持ちを知って、本当に愛することを知ってゆく。
その結果、ミワは死ぬことになる。
彼女の死の真相は分からずじまいではあるが、彼女には自分の死よりも大切なことがあったのは確かである。
後日、イツキは彼女の死を知って絶望する。
そして、映画の終わりにイツキもようやく描き始める。
しかし、完成した絵を観客は観ることができない。
なぜなら、まだイツキの人生は終わらず、これからもずっと続いてゆくから。
イツキの絵は彼の人生そのものだから。
・・・としてバカな僕は観ました。
福士蒼汰監督、次回作も期待してます!!