きっとあの津波でもたくさんの美奈子みたいな人がいるんだろうなと思い、色々と当時のことを思い出した。
そして自分は突然命が奪われたら彼らのようにこの世にやり残した、なんとしてもやり遂げたいことが果たしてあるだろうかと思い至り、そういうものがある方がいいのか、ない方がいいのかわからないなあと思うに至る。
死後の世界はどんな風なのか、大学時代に人間死んで土塊となるといわれ、無から始まり無に終わるという話に納得いくようないかないような話だったが、今はこんなパレードみたいな世界があったらいいなあと思ったりした。きっと死生観はこれからもっと変わっていくのかもしれない。なんだか楽しみでもある不思議な感じ。
映画は想像力を刺激する。
だからやめられない。