太平洋戦争のフィリピンで起きたパラワン捕虜収容所での救出作戦5日間を描いている。
実話が基に着想されている。
アメリカ兵、フィリピン兵捕虜を95キロの道を歩かせ続け、体力を失った者は容赦なく殺され続けた、バターン死の行進としても有名である。
日本兵は数千人以上、こちらはたった数百名、なのに、ガバナツアン作戦は最も成功した救出作戦として、米国軍事史に名を残している。
3年間の監禁後、511人全員が救出された。
米兵2名、比軍21名、捕虜1名が解放後にマラリアで亡くなっている。
日本人である自分の立場からして何とも言えない気持ちが込み上げてくる。
いつもこの類の映画観てると思う、これが戦争なんだって。人が人として正常な判断が出来なくなってしまう地獄の居所。
誰もが苦しい。
かなり有名どころの俳優さん揃いで何で今まで観てなかったんだろうと今更ながら鑑賞しましたが、ドンパチシーンが多く、目を逸らしたくなるような描写もありますが、好きなジョセフ・ファインズが最後まで観ることを導いてくれました（笑）
