アノ

土砂降りのアノのレビュー・感想・評価

土砂降り(1957年製作の映画)
3.8
昭和のどん底家庭映画。男も女もぶっ壊れそうになって突然叫ぶ。叫ぶしかない。
佐田啓二のみすぼらしいこと!横切る列車の煙で別れた男女が同じく列車が横切るときに心中する。沢村貞子が死ななかったのはたまたまであり、子どもたちの熱意が通じたわけではなくましてや決心なぞついてるはずもない。呆けた微笑みを浮かべるのみ。死をまとう列車はまた走る。
アノ

アノ