はぐれ

CURE キュアのはぐれのレビュー・感想・評価

CURE キュア(1997年製作の映画)
3.6
窓が1つもない薄暗い部屋なのに電球は切れていてライターの照らす微かな灯りだけを頼りに部屋を捜索しなくちゃいけない。そんなイライラ感が満載の作品(笑)

刑事であろうが医師であろうが教師であろうがどんなインテリも精神を蝕まれて解放されてしまう恐怖。いや、常日頃から自身の感情を抑制している職業の彼らだからこそ暗示にかけられてしまったのか。

廃墟となった木造建築の病院の存在感。あの時代にまだあんなロケ地があったんだという驚き。
はぐれ

はぐれ