▪️JPTitle :「有頂天時代（1936）」
ORTitle:「Swing Time」
▪️First Release Year : 1936
▪️JP Release Date : 1936/12/30
▪️Production Country : アメリカ
🏆Main Awards : 第9回アカデミー賞 歌曲賞
▪️Appreciation Record : 2022-302 再鑑賞
🕰Running Time : 103分
▪️Director : ジョージ・スティーヴンス
▪️Writer : ハワード・リンゼイ、アラン・スコット
▪️MusicD : ジェローム・カーン
▪️Cast : フレッド・アステア、ジンジャー・ロジャース
▪️#死ぬまでに観たい映画1001本 403/1001
▪️Review
🖋 フレッド・アステアの作品はいつも気持ちを温めてくれます。そして6度の共演のジンジャー・ロジャースとのコンビは鉄板ですね！！ミュージカルの舞台裏をテーマに目と耳の両方でとても楽しませてくれる作品。1930年代中期のミュージカルの最高傑作であると同時にアステアとロジャースの今後がより素晴らしい作品を生み出すことを予感させる、そんな出来栄えの作品です！！

🖋見どころはいっぱい。先ずナイトクラブのスタンダード“The Way You Look Tonight”は、本作の素晴らしい主題歌で、その年のオスカーをとりました。そして圧巻の“Bojangles of Harlem”のシークェンス。黒人タップダンサー、ビル・ボージャングルス・ロビンソンに敬意を表して、黒塗りのアステアがダイナミックに踊りを披露します。背景の自分の影と踊るアイディアも良いですね！！

🖋さらにクライマックス。悲しいアイロニーに満ちた“Never Gonna Dance”。アステアとロジャースの愛に満ちた歌と踊りはこころに沁み渡ります。

🖋不変の歌とダンス魅力のアステア＆ロジャース。本作は他の作品と違ってコミカルで軽妙です。Ｇ・スティーヴンスの演出が冴える本作は、シリーズ中でも「トップ・ハット」と並んで評価が高い作品です。“スイングしなけりゃ意味がない”素敵な作品ですね！！

😊物語は。。。
売れないダンサー・ラッキーは、ギャンブルに夢中になりすぎたために、結婚式に遅刻してしまいます。花嫁の父を起こらせてしまったラッキーは、ある約束をさせられ。。。

▪️Overview （映画. comより）
「トップ・ハット」「艦隊を追って」と同じくフレッド・アステア、シンジャー・ロジャース主演映画で、監督には「乙女よ嘆くな」「愛の弾丸」のジョージ・スティーヴンスが当たった。原作は「空中レヴュー時代」の脚色者の一人アーウィン・ゲルシーが書き下ろし、「トップ・ハット」「艦隊を追って」のアラン・スコットがハワード・リンゼイと協力脚色した。音楽は「ロバータ」「ショーボート」のジェローム・カーン作曲、作詞は「セシリア」「恋の歌」のドロシー・フィールヅである。助演はミュージカル・コメディー俳優ヴィクター・ムーア、「トップ・ハット」のヘレン・ブロデリック及びエリック・ブローア、「愛と光」のベティ・ファーネス、「女秘書の秘密」のジョージ・メタクサの面々で、撮影は例によってデゥィット・エイベル担当。

• #死ぬまでに観たい映画1001本
• #MyDVDArchive

ロマンス

ダンサーのラッキーは、結婚式に遅刻
花嫁の父から、貯金を作るまで結婚はできないと言われ、困ったラッキーはニューヨークへと向かう

フレッド・アステアとジンジャー・ロジャース共演の名作ミュージカルコメディ

この2人なら間違いはない！

結婚式に遅れるってあり得ないだろ〜笑
しかも金銭を要求って

歌とダンス、華やかです
タップダンスも毎回素晴らしい

ラブコメとしても楽しめる

白黒だけどイイ感じ
雪も印象的でした

フレッド・アステアとジンジャー・ロジャース主演作。

ラッキー・ガーネットはとある一座のダンサーだが、フィアンセとの結婚式の時間に遅れたために、信頼の証として2万5千ドルの貯金をするよう相手の父親から命じられる。貯金のためにニューヨークで仕事を求め、とあるダンス学校の教師ペニーと知り合いになり、素人のふりをして彼女の許に弟子入りするが...。

アステアらしさ満載の娯楽大作！ジンジャーとのコンビネーションは言わずもがな、作品としてもテンポよく進むしダンスシーンも圧巻なので非常に素晴らしい作品でした。
オスカーで歌曲賞を獲得した'The Way You Look Tonight'も、今や様々なアーティストがカバーする名曲ですが、オリジナルのフレッド・アステア版はやっぱり甘〜い感じで最高！どんどんラッキーに惹かれていくペニー役のジンジャーもすごく可愛らしくてますます好きになりました。
素人のフリをして下手くそに踊っていたアステアが、彼女に教えられてどんどん上手くなっていくシーンはもう思わずニヤニヤしてしまうほど痛快なシーンです。

その一方で、顔を黒塗りにしてアステアがミンストレル・ショーさながらのダンスを披露するシーンもあったのに驚き。時代は1936年、まだこんなところにも黒人差別の色は残っていたのですね...。

色々な意味で興味深い、映画史に残るマスターピースでした。