透明感漂うオルガ・キュリレンコが堪らなく可愛いけどこの時25歳くらい☆あどけない感じがする
海風に吹かれるシフォンのワンピースみたいに柔らかく靡くシルエット
囁くように話す距離の近すぎる標本技士と
顔を合わせることのない同居人コスタ
箱の中で動く石鹸の音のように
イリスの好奇心が静かに音を立てる
イリスの前にさよならも言わずに辞めていった女性たち殺されたか何かなんですが標本に成りたがるイリスの衝動が彼女たちの消息を怪しめいたものにする
悲しい思いを見るのは辛いだけど
失ってしまうことは自分までも居なくなってしまう
だから標本にして閉じ込める
年上の異性に所有されている感覚に恍惚となるイリス 変態標本技士の前でストレートなコスプレ人形みたいではなくてフェミニンですから却って色々と心の機微を想起させてくれた
イリスが所有されることを標本にするのではなくて深く受けた傷であったことが良い感触
キュリレンコがそれに相応しい強さを見せてました
コスタが1人部屋でイリスの赤い服を窓際に吊るして眺めてたのが良かった
ああいう感覚は人を想っているのがとても伝わってくる