このレビューはネタバレを含みます
原作既読、ドラマも一通り見てます、が映画まで作るとはそんなに人気があったのかな。シーズン1→2になった時いいカメラに変わっていたからたぶんそうなんだろうな。
映画はまぁこんな感じかなーという想像通り。原作の最後が倉石が余命僅かで、もうすぐ死んでしまうんだろうなという所で終わっていたのを映画でも踏襲していたのは良かった。
植物も金魚も何もかもなくなってしまった部屋は切なかった。
殺された女の子、お母さんはあんまり良い子じゃなかったと言っていたけど赤ちゃんのお母さんが何回も刺されているのを「やめて!」と言ってしまったばっかりに標的になってしまって、それこそが彼女の『最期の声』だと思うんだけどそれがあのお母さんに伝わることなく終わってしまったのが残念。
残念と言えば、いくら少し前の作品とはいえあの血糊はない。あんなに血糊感がすごいのは昭和のドラマでしか見た事ない。