【いつものジャッロにプロレスのスパイスを】
aikoさんのレビューといかがわしい邦題に惹かれ鑑賞いたしました。
「食人伝説(1978)」のセルジオ・マルチーノ監督作品。
オープニングクレジットからとてもいやらしくて大変よろしゅうございます。
お人形をモザイク代わりに活用するセンスは只者ではないと思いましたわ。
おもろいww
それを経て絵画【聖セバスティアンの殉教】の解説講義から始まる冒頭も非常に素晴らしい。
キャストの女子が基本みんな露出多くて脱ぎっぷりも良き。
ティナ・オーモンさんかご出演されててラッキー!
70sのファッション可愛かったなー♡
大ぶりなアクセサリーが素敵。
まさかの百合シーンもあったので個人的にお得感がありました。
エロい美女と残酷なジャッロ。
この組合せを定期的に摂取しないと生きていけない身体なので鑑賞後ぶじに夏バテが改善しました。
しかしジャッロらしからぬ犯人のフルフェイスが一瞬ルチャ・リブレのマスクに見えて吹いたw
覆面とかルチャは大好きですけれどあれはあれ、これはこれ…何かこう、ジャッロといえば美の要素は欠かせない訳で。
お顔を隠したいのであればサングラスとか帽子を深くかぶるとかマフラーやストールで口元を隠すとか色々なフォーマル演出方法があると思うのですがあえてあの汚ったないマスクで正体を隠すという演出が笑かしに来てるとしか思えず犯人が映る度に笑ってしまいました🤣
そういうユルさもイタリアっぽくて好(ハオ)♡
犯人がお洒落な黒い革手袋をつけていたのはジャッロの様式美に則っているのでそこは萌えました。
幼少期の育成に問題があったんだろうなと思わせる犯行っぷりも凄く良かったです。
んで、終盤ハラハラ展開からのドクターが犯人にドロップキックをお見舞いした一瞬にプロレスの風を感じ爆笑ww
こちらの作品は覆面とかプロレス技を散りばめたデスマッチ風味のジャッロだと思います。
やはりイタリア人のセンス大好きですー♡♡
aikoさんいつも素敵な映画を教えて下さってありがとうございます♬⁺✧