三浦綾子"氷点"映画化。ハイライトのきついモノクロで説得力を増す若尾文子の美貌。小説の映画化は難しいとこで…ここまで美しくなけりゃ夫の狂気じみた嫉妬が成立しない。モノクロフィルムが"美しい妻"を引き…
>>続きを読む原作があまりにも面白くて、徹夜で一気読み。その熱が冷めやらぬまま映画に突入。睡眠を削る価値のある1本です。
内容は、小説のダイジェスト感が強いので、役者に注目して鑑賞したが、これがもうみんなはまり…
若尾文子演ずる主人公の凄まじき女の業。
増村作品のキャラクター造形よりも山本薩夫演出の彼女は、根深い女の性を演じ、なんとも粘っこい。
改名前の安田道代<大楠道代>が天真爛漫で可愛いが故にラストの悲劇…