インディーズで話題になったゾンビ映画の亜流もの。
もはやゾンビ映画にはホラー以外に何かしらの味付けがないと、切って捨てられる素材と化している。
そこでこの映画コメディの形を取っているが、それ以外にもゾンビが人間になった時に失う理性を残すという新たな形が見える。
体はゾンビだが、意識があるという状態はコメディでしか通用しない設定なので良いところに目付けた。
紹介分には製作者の父親がライミの「死霊のはらわた」特撮スタッフとして加わっていたという文が。
そりゃ影響を受けたのは当然だろう(笑)
意外と泣かせ所も付いており、エンターテイメントなゾンビ映画が出来上がっている。