てるる

ゾンビ・ヘッズ 死にぞこないの青い春のてるるのレビュー・感想・評価

3.7
邦題とジャケで損してるゾンビ映画。
これじゃなんのこっちゃ分からん。

マイクは目が覚めたら意識はあるけど体はゾンビになっていて3年の月日が経っていた。
もう1人の意識あるゾンビのブレントと一緒に3年前の恋人に会いに行こうとするゾンビコメディ。

バディもの要素、ロードムービー要素、コメディと色々詰まってる。
ゾンビの恋愛は「ウォームボディーズ」を彷彿とさせたり。

ゾンビ2人が自転車で疾走するシーンは青春映画かと思ったわ。

道中でペット?になるフツーのゾンビのチーズや一緒に旅することになる下ネタ老人(このジジイが元軍人でちょっとカッコ良い)との交流が楽しい。
基本はコメディだけど、ちょっぴり切なくて泣けるシーンあり。
追いかけるゾンビハンター達も冷酷無比なヤツ、マヌケな2人組とキャラ立ちしてる。

グロ描写もCGじゃないし、そこそこしっかりしてて好感持てる。

設定ガバガバだったり、ラストも「え?それでいいの?!」てなるけど、コメディ映画だし「ま、いっか」と思える感じ。

あと映画の小ネタや、ドライブインシアターで「死霊のはらわた」やってるの笑う。

エンドロールはNGシーン集になってるので飛ばさないで!
てるる

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