ジブリみたいな見やすい絵柄のアニメ。
長崎弁なのも良い。
これ最近まで存在すら知らなかった作品。
全然知名度がないのかフィルマークスでもあまり書かれてないね。
追加してくれたアマプラさんありがとう。
原爆の炸裂シーンは中々の迫力、どれだけ恐ろしくて強大なのか子供でもわかりやすい。
だが正直その後の描写は酷かった。
被爆者たちの体や顔が綺麗すぎる。
ケガもそんな大したことなさそうに見えてしまう。
はだしのゲンくらいリアルな火傷やゴア表現にしたほうがいいと思う。
多分授業で小学生に見せることを考えてあえてマイルドな作画にしちゃったんだろうな…
これじゃかえって「原爆大したことないじゃん」って子供たちに舐められると思う。わざわざ映画を作った意味がない。
だったら最初からはだしのゲンのアニメ流せば済む話だし。
しっかし原爆の後に台風来るってこの世界には神も仏もいないんだな…
九州は台風多いからしょうがないけど。
その台風によって放射能汚染が軽減されたというのも何か皮肉。
医者ってこういう極限状態でも仕事するんだから凄いよなあ。
誰もが真っ先に逃げ出したくなるような状況でも。
長崎x原爆の映画って実はそんなに数ないよね。
この映画以外じゃTOMORROW 明日やATGの地の群れあたりか…
後者は大傑作だった。