愛の勝利を ムッソリーニを愛した女のえすのレビュー・感想・評価

凄まじい陰影で外連味溢れた画面の連続。雪夜の美しさなんて常軌を逸してる。とあるシークエンス以降、ムッソリーニは映写機を介してフレーム内に現れることで、メロドラマを破滅へと向かわせるように次第に虚構性を帯びてくる。