nada

女生きてます 盛り場渡り鳥のnadaのレビュー・感想・評価

4.4
シスターフッド、「毒親」(あまり使いたくない言葉だけど)といった現代的な主題が先取りされ、エモーショナルに描かれている。部落の生活への視座も、能う限りの共感を込めて、そこに生きるひとびとの姿を客体としてではなく主体性を見出しながら撮っている。
色情狂の母の影響で、男に触られると蕁麻疹が出てしまう中村メイコが前科者で吃音の山崎努と結ばれるというのが本作のストーリーラインのひとつだが、ぶっちゃけ『愛のむきだし』を思い出したわ!笑
nada

nada