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ギルバート・グレイプのmokaのレビュー・感想・評価

ギルバート・グレイプ(1993年製作の映画)
4.4
歪な家族であると同時に、確かに彼らの間に愛情はあった。ギルバートの心が小さく犠牲にされてる日々の場面で、音楽の穏やかなことに心臓がぎゅっとなった。これが日常で彼らの世界なんだ。
かわいそうと言い切るのは簡単だけれど、きっと世界は必ずしも広いほうがいいわけではないのかも。

自分が歳を重ねるほどに、「母親なのに」って思うことより、「母親も人間だよな」って思うことが増えた気がする。

ディカプリオの演技がすごかった(もちろんみんな良かったけれど)。
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