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フランケンシュタインのmamのネタバレレビュー・内容・結末

フランケンシュタイン(1931年製作の映画)
3.2

このレビューはネタバレを含みます

原作:メアリー・シェリー

フランケンシュタインの怪物といえば!なヴィジュアルで有名なボリス・カーロフ主演の名作古典ホラー。

自らの手で人間を創造する事に取り憑かれた科学者のフランケンシュタイン博士は、せむし男の助手(寺山作品にいそう)と共に墓場から盗んだ死体を組み合わせ蘇生を試みる。誤って盗んできた脳は異常犯罪者のもので、想像を遥かに超えた怪物を作り出してしまう...。

間違って殺してはしまったものの、少女と遊んでいる時の怪物は童心に帰った子供のようで可愛かったのにな...。
何人も殺した危険な怪物とはいえ、人間の勝手なエゴで創造され、怪物扱いされ疎まれて、最後には村中の人々から追われ風車ごと焼かれてしまうのが、何だか可哀想だったな...。

山頂に建つ塔のような実験施設の造形や、蘇生のための無機質な機械がカッコいい!

”恐怖に耐えられない方は、どうぞ今のうちに...”と初めに忠告してくれるし、冒頭のクレジットでは「The Monster・・・?」と役者名が伏せられてるのも遊び心があって面白い。

2024-168
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