ねこ

エルム街の悪夢3/惨劇の館のねこのレビュー・感想・評価

4.0
パート3意外と好きなのよねー。
エルム街の悪夢Blu-ray Boxを観直していますが、やはり3は胸熱です。
ちょっと小っ恥ずかしい感じはありますが、ジュブナイル要素が強くて学校の怪談では3が好きという方にはエルム街も3がおすすめです。
どれくらい好きかと言うと、シリーズで唯一LDを買いました。再生機器はないけど。

良くも悪くも3からエルム街の方向性が定まってきたかも。
フレディの出生の秘密などの要素は4以降にも引き継がれていますし。
ただ、怖さは段々薄れていっており、殺しのレパートリーお披露目会化しているのも否めない。
夢だから何だってできちゃうのは被害者も同じ。だから怖さが薄れているのかも。
殺人鬼に対して魔法で戦っちゃうんや...という残念感。13日の金曜日でも超能力でジェイソンと戦っちゃった辺りからおかしくなったしね。

でもまあ、そんな事をひっくるめても3は仲間意識が強い若者達がそれぞれの個性でフレディに立ち向かうティーンな冒険譚であるからして、胸熱になること間違い無しです。

それにしてもエルム街しかり、悪魔のいけにえしかり、ハロウィンしかり、チャイルドプレイなど初期の主人公が必ずといっていいほどオッサンおばさんになっても続編に登場してくれるって、よっぽど作品を愛していたんやなと思います。
エルム街であれば1、3で活躍したヘザーランゲンカンプが7にも登場しますし、ハロウィンH2Oではジェイミーリーカティスも嬉しかった。
是非エルム街8が作られるならジョニーデップをお願いします。
ねこ

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