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シグナル〜月曜日のルカ〜のssr701のレビュー・感想・評価

シグナル〜月曜日のルカ〜(2012年製作の映画)
2.0
12月26日はモデルの阿久津ゆりえさんのお誕生日です!
おめでとうございまーす!
お祝いの意味も込めまして
友利恵(緑友利恵)さんが出ている作品を見てみます(無関係)

ちなみに旧芸名の「緑」という苗字は
細木数子につけてもらったもので
デビューから12年という区切りでその苗字をはずしたそうです
細木数子の改名は他にも
おさる→モンキッキ
コアラ→ハッピハッピー。
X-GUN→丁半コロコロ
磯野貴理子→磯野貴理
と確認できただけでも4組いましたが
すべて元に戻されているという事態になっていたのでした…
それから外れた占いや予言が山ほどあるのですが
田代まさしへの「これからどんどん運気が良くなるわよ!」が
一番泣けました(言われてから5回逮捕)
そんな特に必要のない知識をみんなに植え付けつつ
いざ視聴開始です!


(ネタバレあり&徒労感ありです)

映画館が舞台の映画ということで
藤原令子の「シネマの天使」みたいな
ファンタジーものなのか
それとも桃谷エリカの「女幽霊」くらい
狂っているのかと身構えてたのですが
どちらの方向性でもなく肩透かしでした
(そんなこと言ってるのはお前だけ)


見始めたときは
西島隆弘の口調がちょっと軽い感じがしましたが
その話し相手がベテランの井上順だったこともあって
比べるのはちょっと酷かな…と
その辺のことは切り替えて視聴続行です(謎の上から目線)

主演の三根梓も初々しさがありますが
雰囲気があってつい引き込まれてしまいますね
まあ早々に「惚れたらダメ」と
井上順からクギを刺されてしまうんですけどね…
しかし!しかしです!
ツンツンしてたかと思ったら
不意に優しいところや弱いところを見せたりで
見てるボクを明らかに誘ってくるんですよ?
白Tシャツで!下着を透かせて!
狭い部屋に二人きりとか!
タンクトップ姿の時も胸元がゆるゆるなんですよ?
…やれやれだぜ(←そっとしておいてあげてください)

でも三年間も一歩も外に出てない設定なら
長髪で雑にまとめ上げたお団子ヘアーとかにしてほしかったかなあ…
まあ定期的に美容師を呼んでたのでしょう!
ってことでとにかく視聴続行です!

ストーリーは何だかNHKの青春ドラマっぽい印象でしたが
周りを嗅ぎまわる高良健吾が現れてから
少し怪しげな展開に…
まだ演技力のおぼつかない主役ふたりに対して
お芝居に力が入りすぎたのかけっこうな熱演でしたね
でもボソボソ声からの激昂はちょっとやりすぎなのでは?
ちょっと聞き取りづらかったです
高低差がありすぎて耳がキーンとなりますネ!

その高良健吾は7人の女性と
同時にお付き合いをしているという
ボクの学生時代(の妄想)を想起させる
モテモテっぷりなのでした
彼が映画館に乗り込んでくるあたりが
ちょっと怖くてなかなかいい感じでしたが
それに対しての西島くんの反応が
薄いのが残念かな〜
もう少し驚いて焦ってもよかったのでは?
もしくはそんなに冷静なら
ここは「お客さま!座席の上には立たないようにお願いします!」
とか言ってほしかったところです

ついでに言うと
「メールで仕事をやめると伝えるなんて…」のあとで
「滅入っちゃうよ!」と井上順がアドリブをかましてくれるかと
期待したのですがそれも無くて残念なのでした
あと傷を見せようとするときも
西島くんは止めることもなく
ただ黙ってただけだったしこれも物足りないところでした


そして!結局は!つまるところ!とどのつまりは!
梓ちゃんのほうが西島くんを好きになってた
というかもうベタ惚れ状態だったので
これだからイケメンは!といつものように
グチるしかないのでした
梓ちゃんも登場時のミステリアスさが
どんどん無くなって普通の女の子になっていって
最後にはデレデレで発情しまくりなので(←言い過ぎ)
何だか拍子抜けしてしまいましたね


うーん…
サイコホラーな感じもそれほど盛り上がることもなく
最後に青春映画になりましたけど
どっちつかずでしたね

時給倍額もこんなことが理由でって感じだし
なんでほかの人は冷やかしでも
応募しに来ないのやら?
あとお金を取りにくるたびに子供に怒られる
クズ親父は何なのかな?
違う受け取り方を考えればいいのに…
いやまあそもそもちゃんと働けよって話ですけどね


結論的には
お金持ちの高良健吾のパジャマだか
部屋着だかのセンスがちょっとどうかと思う感じで
首元がチクチクしたりザワザワしたりしないのかな?
というのがいちばん気になるそんな作品だったのでした(もっと他にあるやろ)


(余談)
最後の上映はスーパージャイアンツとかにして
「おじいちゃんに似てるね!」なんてセリフもほしかったな…
日活と角川からしか映像が借りれなかったのでしょうか?
いろいろと惜しいところが多い作品でしたね
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