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映画ドラえもん のび太の恐竜2006のssr701のレビュー・感想・評価

2.9
5月21日は沢田研二さんの19枚目のシングル曲
「勝手にしやがれ」が発売された日です!(1977年)
その47周年をお祝いするべく(中途半端)
内海賢二さんが出ている作品を見てみます(無関係)

これは永遠の名曲ですな~
これほどの名曲が年間売上4位だと?
そんなバカな…一体ベスト3は?


1位 ピンク・レディー:「渚のシンドバッド」
2位 森田公一とトップギャラン:「青春時代」
3位 ピンク・レディー:「ウォンテッド (指名手配)」

なるほどです
これは勝てなくても仕方ないですね(早よ本題に入れや)


4位 沢田研二:「勝手にしやがれ」
5位 小林旭:「昔の名前で出ています」
6位 さだまさし:「雨やどり」
7位 ピンク・レディー:「カルメン'77」
8位 ピンク・レディー:「S・O・S」
9位 清水健太郎:「失恋レストラン」
10位 Hi-fi-set:「フィーリング」

つーか4位まで作詞:阿久悠じゃないですか!
10曲中6曲が阿久悠で
しかもピンク・レディーが4曲とか…
歌謡曲黄金時代ですなあ~
で9位の清水健太郎さんと言えば(以下略)


ちなみにB面の「若き日の手紙」は
「勝手にしやがれ」に比べて地味だなあ
とお思いの方もいらっしゃるでしょうが
名曲ですのでぜひお聞きください(早よ本題に入れや)
https://www.youtube.com/watch?v=UjtSsvZnfd0&ab_channel=Younishi


もうひとつついでに
最後のサビ(「ワンマンショーで~」)
の決めポーズをビシッ!と決めるところが必見の
夜のヒットスタジオでの「勝手にしやがれ」も
ご覧ください(早よ本題に入れや)
https://www.youtube.com/watch?v=UXxyXXEIazs&ab_channel=%E8%BF%B7%E7%8A%AC%E3%81%90%E3%81%A3%E3%81%97%E3%83%BC%E3%81%A8%E6%84%89%E5%BF%AB%E3%81%AA%E4%BB%B2%E9%96%93%E9%81%94


というわけで声の出演陣や
制作陣もガラリと変わった
映画ドラえもんの第二期の第一作です
ビシッ!と決まった爽快な作品だと期待して…
いざ視聴開始です!


(ネタバレあり&雑すぎくん&頭おかしすぎくんです)





え…主題歌まで変わるの…(大困惑)
そこは変えなくてもいいのでは…

のび太の頭のボリュームが無くなってるし…
どういうことですか!
意外と有能ののび太の
脳みそはどこへ行ったんですか!

まあしずかちゃんの変化はかろうじて
ついていけるからとりあえず良しとしますか…
なんか長い部位(←首長流の模型)を撫でて
サービス的なスタートですし…(どういう理由や)


んでのび太の部屋にはトロフィーが無くなってて
提灯が飾ってありますなあ…
あと学習机が銀色っぽくなくて黄土色に…
ネズミ色はドラえもんのために避けたのかな?

しかし!しかしです!
畳でなくじゅうたんが敷いてあるのです!
こ…これは…!
宇宙開拓史はどうするんですか!
ロップルとチャミーに会えないじゃないですか!
もういい加減にしてくださいよ…
何をいらない改変してくれてるんですか!
畳部屋でもキャスターつきの椅子を使って
ボクを不安にさせてたじゃないですか!
あの時ののび太の部屋をかえしてくださいよ!
ふすまもドアになってるし
テレビがないのにテレビゲームだけあるし
もうわけがわかりませんよ…

それから本棚には
「インダスは い~~~んだす!」
「カニ VS エビ」
「王蟲大解剖」なんて本があるのですが
今までのように手書きの文字じゃなくて
しっかりと読み取れる活字なのが
ちょっと味わいが足りなく感じましたね


「暑くて水がすぐぬるくなるな~」
と言ってみたり
雨の中を傘をさして公園まで行ったり…
ドラえもんの無能さは第二期に入っても健在ですネ!
ただでさえ声の違和感に苦しむ中
変な顔とか変な目をするのが気に入りませんが
妙なところで安心してしまいました

これはほかのキャラもそうなんだけど
なんで泣く時とか驚く時とか
ぐっしゃぐしゃの顔にしたがるのかな?
無駄なデフォルメは辞めてほしいですな~


そんで今作でも
ピー助を公園の池に放ってしまって大騒ぎになってから
スモールライトで持ち帰ります
のび太もドラえもんも何をやってるんだか…
最初からそれを使って部屋で飼えばいいのに…

のび太「僕のピー助を見せてやる!」
そんな意味深&迫真のセリフもありながら
なんやかんやで(めんどい)
タイムマシンに乗り込み白亜紀へ!
しずかちゃんのスカートにつかまるスネ夫…
これまたドスケベのスネちゃま健在で安心ですなあ~

のび太が一度白亜紀に来た時の「僕たちの足跡が残ってる!」
とか言ってたけど
歴史を変えまくって平然としすぎなのも気になりますが
壊れたタイムマシンを直せない
やっぱり無能な青タヌキも気になります
いったい何なのか…

でも青タヌキが着せ替えカメラで
しずかちゃんとジャイアンの水着を間違えるといううっかりミス
というかグッジョブミスを発動したのは
ちょっと有能じゃないですか!
まあ後ろ姿だったんでね
こんな程度でね
興奮することはね
子供じゃあるまいしね
ないんですけどね(しっかりしました)


それからちょっと気になったのは
この作品はもうドラえもんを知り尽くした人に向けたものとして
作られてるのかな?ってところです
ドラえもんがポケットから道具を出して
効果音が流れてそれを説明するという流れが
端折られすぎてないですかね?
着せ替えカメラもエラチューブも深海クリームも
何の説明もありません
これは子供たちに対してはちょっと不親切すぎないかな?
ボクが幼女たちに耳打ちをして
教えてあげる必要性が出てきました(出てきません)
忙しくなってきました(なってません)


みんなが海で遊ぶ中
無能青タヌキはタイムマシンを直せないばかりか
暑さにも対応できません
そんで激しく分解したあとで
「専門のメカニックじゃないと無理!」とか言い出します
タイムふろしき使えや…
卵の時は使ったのに何で思いつかんの?

そんでタケコプターを休ませながらの旅となるわけですが
まあこれも毎度毎度だけど
すぐバッテリーが上がるとか未来の電池は技術革新がなされてないな…
それにタケコプターを増やして交互に使うとか
いろいろ方法はあると思うんだけど…
ビッグライトでバカでかくなれば
一歩も大きくなるわけで歩いてでもかなり進めると思うのですが…

まあ高い位置の木の実をとるのに
ドラえもんの背中に乗ってのび太が背伸びする
みたいなことをやってるようじゃ
そんなことも思いつかんか…

んでアレコレ食材を鍋にぶち込むと
ソーセージになるという謎の秘密道具が
これまた何の説明もなく使われたのですが
しずかちゃんがそれを咥えこむシーンは皆無なのでした
そしてシャワーシーンもたいしたことなくあっさり終了…
さらには尻もちをついても前のめりに倒れても
パンチラが拝めないんですよ!
ついでに言うと毎回楽しみにしてる
タケコプターの旅でのスネ夫の位置が
しずかちゃんの真後ろじゃないとか伝統終了ですか?
もういい加減にしてくださいよ…
はいスタッフ正座して並べ歯を食いしばれ(教育&愛情)

まあ翼竜に追われたときは
ボクに向けてパンチラをお見舞いした上に
顔をグッと近づけてくれたので
それで帳消しとしておいてあげますね(何様やねん)

そして今回ものび太のタケコプターからバッテリー切れです
「のび太=早い」
「のび太=持続力がない」
「のび太=すぐダメになる」
「のび太=飛距離が短い」
などがしずかちゃんの脳にインプットされて
男としての魅力を感じなくなるのではないかと心配になります
ドラえもんが未来から来ることによって
しずかちゃんルートへと変更されるはずが
これではふたりの未来が危うくなります
よくバレンタインに漫画のキャラに
チョコレートが贈られたりしますが
のび太にはマムシやスッポンのエキスが
贈られるのが定番になるかもしれません(なりません)
そしてどうしてマムシとスッポンなの?
と幼女に聞かれた時にボクが耳打ちをしてあげる必要性が出てくるのでした(出てきません)
これから忙しくなるゾ~(なりません)


バカの心配事はともかくです
やっぱりタヌキと呼ばれてしまったドラえもんが
生態系を狂わせるとか歴史を変えるとか何とか
悪党にセッ…
説教する場面があるのですが
自分らも魚を食べたり
襲われそうになった草食恐竜を助けたりしてるし
足跡もいっぱい残してるし
とやかく言う立場に無いと思うのですが…?
ピー助を白亜紀に送り込んだ時点で
歴史は変わってしまうわけだし…

そんで囮のクルマを走らせて地面に轍をつけまくる
無能かつ不法青タヌキどもは
川をイカダで人力で進むのでした…
なんか他にあるやろ速く進む方法が…
で当然のように石ころ帽子も使わないので
あっさり見つけられてしまいます
トホホ…
で敵から攻撃を受けて大津波発生ですよ
水難事故も伝統ですなあ…
しずかちゃんとジャイアンとスネ夫がさらわれてしまい
救いに行くことに!
のび太はピー助を置いて「そこで待ってろ!」と
走り出すのでした…
いやドラえもんが四次元ポケットにしまえばよいのでは?
置いて行ってそこに戻れる確証あるんかいな…

でまあなんやかんやで
毎度のタイムパトロールの助けもあって
逃げることに成功です
今回はドラえもんの四次元ポケットに一時避難するという
手段が取られてなるほどなと思いました
でもそれならタケコプターで飛ぶ時も
みんながポケットに入ってひとつのタケコプターを使用すれば
良かったのでは?
まあそうなるとしずかちゃんの
パンチラ飛行シーンが無くなるのでしなくて正解なんですけどね
そしてさらに言うとポケットはスペアポケットにつながっているので
入ればのび太の押し入れへと帰ることが可能なのですが
それは野暮なのでだまっておきましょうかね…
大長編になりませんからね…

しかし
「ポケットの中の道具は全部流れちゃった」と
軽々しく言ってましたが
未来のひみつ道具はもちろんのこと
ヤカンやらカサやらトンカチやらのガラクタが
白亜紀に残るとかこれも重罪なのでは?
なのにタイムパトロールには敬礼をしてもらえて謎でしたな…
しかも連れて帰ってくれるのかと思ったら
さっさと行ってしまうし
みんなもそれを見送って笑顔だし謎すぎますね


そんでのび太の家の机の引き出しの位置なんて
正確にわかるはずがない!
とか言ってたけど
タイムマシンの入り口が開いてたので
わりと簡単に見つかったのでした
これも謎展開だったなあ…


キャストが変わっての再出発の第二期ですから
終わり方も変えてきっと新たな希望を感じさせようと
考えたのでしょうかね…
自分たちのちからで帰ったぞ!ってのを見せたかったのかな?

そして最後も今回ならではの何かが待ってるんでしょう
そう思って最後の最後どうやって終わるのかな?
とワクワクして見てたのですが

のび太のママ「大勢で何をしてたの?」
のび太「…ちょっとね」
(みんながほほを赤らめて ~糸冬~)

何なんですか!この終わりは!
みんなでいやらしいことをしてたとしか思えませんよ…
(←辞書でスケベな言葉を見つけて音読するなど)

そもそも玉子も(のび太のママを呼び捨てすんな)も
ノースリーブの白ワンピ&エプロン(おそらくノーブラ&ノーパン)
で無駄に色気があるし
ドスケベチックさを訴えて終わるとかどういうことなんですか!
一緒に見に来てたお父さんとお母さんたちを
焚きつけることが目的なんですか?
オープニング曲を変えたのも
「アンアンアン♪」が聞けなくてさみしくなったお父さんが
お母さんの口から「アン…アァン…アーーン!」と言わせるように
仕向けるのが目的なんですか?
それでストーリーには一切関係ないのに
妊婦さんとか登場させたんですか?
国からの要請ですか?
国からの補助金で映画を作ったんですか?
国家の企みに利用されたんですか?
ボクの大事なドラえもんを汚さないでくださいよ!(お前が言うな)
もういい加減にしてくださいよ…


というわけで
陰謀論大好きのボクを刺激しまくる作品なのでした
(早よ病院に行ってこい)





(余談1)
でも最後に漫画を使って
なんやかんやで無事に着地させたのは
うまかったと思います
ずるいな~とも思いましたが…(素直に感動しろや)


(余談2)
最初のジャイアンの「おい!前置きが長いぞ!」
のセリフに打ちのめされて
ショックのあまり落ち込んでしまい
そこで視聴するのをやめようかと思いましたが
「ちょっと待ってよ!この前置きが大事なんだから!」
というスネ夫の言葉で立ち直ったボクなのでした
スネちゃま!心の友よ!

そういやママから「スネちゃま」って呼ばれてなかったけど
この改変もいらないなあ…
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