Marie

アバター<特別編>のMarieのレビュー・感想・評価

アバター<特別編>(2010年製作の映画)
3.9
通常盤よりも、地球で荒れた生活を送るジェイクが冒頭にしっかりと描かれていることで、ジェイクの心情にさらに寄り添って見ることができた。
地球では誰からも求められず、自らの足で自分の求める場所にも行けなかった彼は、パンドラで、最初は大佐からその二つを提示される。だから命令に応じたのだろう。ということがようやく分かった。
あの大佐は人心をつかむ術を心得ている。そしてそれを利用するのだ。こういう人が実は一番怖いと思った。

気のせいか通常盤よりも、ジェイクのか細い足に何度も目が行く。
この映画が、自分を取り戻したジェイクの物語だとすると、続編はどんな物語になるんだろう。楽しみになってきた。
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