たばた

オーディションのたばたのレビュー・感想・評価

オーディション(2000年製作の映画)
3.7
錚々たる脇役の面々を見るだけでも楽しい映画。例の超不快シーンが悪い意味でこの映画に暗い影を落としてる気がして、それまでが良いだけにバランスとしてもったいないと思ったのだけれど、時代的にも当時の三池監督のマインド的にも必然的な攻め方だったのかもしれない。知らんけど。
「ファニーゲーム」と続けて観たんだけど、映像で見せる/見せない、という点において見事に好対照だなと思った。

個人的に「こわ…」と思ったのは、斉木しげる演じるマスターが話してるうちに盛り上がってきて、主人公にちょっと近づく時。何気ないああいうのが良い。
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