あるビデオカメラの中にはこの世の終わりの姿が記録されていた、、。
全編ビデオカメラで納めた映像を“この世の終わりの姿”流す、、というなんとも新鮮な映画。
最初の映像からドキッとする。放送中止の時に流れる映像が出てきて、そこからビデオカメラで収めたこの世の終わりの姿が流されるといったカタチ。手作り感のあるビデオカメラの映像と意味のわからないくらいお金のかかってそうな世界が破壊されていく姿の塩梅が絶妙で雰囲気大あり、リアルであった。
主人公の行動には賛同できないが彼が動いたおかげで4人の命と引き換えに悲惨な世界の終わりの日の一部始終が撮れたようだ。
ハカイシャは気持ち悪い巨大な怪獣でそこからこぼれ落ちるように小さな怪獣も襲っていくという、、そして彼らに噛まれたら全身から出血して死に至るという全容が掴めない怖さとシンプルな怖さが同時に襲いかかる。
ゴジラを意識しているようであったがあまりにも気持ち悪かった、だがそれによりさらに怖さが増した。
