このレビューはネタバレを含みます
大統領暗殺を色々な視点から描き、それが1つのストーリーに繋がってゆく。
90分なのでサクッと観られて展開も早くてなかなか面白かった。
撃たれた大統領は替玉だし、しかも替玉は頻繁で常態化してるよう。まぁそんなにたくさん影武者用意できるのか?という疑問もあるし、その影武者が大統領のように演説できるのか?声は?
撃たれた影武者はどうなったのかな、補償はされるの?などツッコミどころはたくさんあるけど。
冒頭からテロ撲滅会議のためにスペインを訪れた大統領を映す番組のプロデューサーとしてシガニー・ウィーバーが登場。歳とったなぁってこの時点で思っちゃう。2008年の映画だから今はもっとなのかな。
大統領の警護のために受傷した経験のあるシークレットサービスのバーンズ(デニス・クエイド)復帰早々に大統領暗殺のテロに遭遇するが、テレビ局の画面を確認中に表情が引き攣る。
仲間のシークレットサービスであり、バーンズの復職に尽力したケント(マシュー・フォックス)が裏切っていたことがわかったのだ。
幸いというべきか、大統領は替玉だったが、それすらも敵にばれていて、大統領は拘束される。
大統領の演説やその演説会場の雰囲気をカメラに収めようと訪れたハワード(フォレスト・ウィテカー)
弟を人質に取られ、やむなくテロ行為を手伝う凄腕の元特殊部隊員ハビエル。まぁこんな奴らが約束を守るはずもなく弟は射殺される。
結局1人の女の子が「ママァー」と泣き叫んで道路に飛び出したことでなぜか事件があっさり解決、そしてなぜこんなテロを起こしたのかその理由も不明なのだが。
色々描くとこの90分では収まらないしね。
あまり期待もせずに観たので意外に面白かった。
バイデン大統領の変な発言の時って替玉なのかしら?とか思ってしまったよ。