馬場康平

レナードの朝の馬場康平のレビュー・感想・評価

レナードの朝(1990年製作の映画)
3.8
切ないというか、むしろ怖い。

長年硬直状態にあった患者を目覚めさせる事で患者とその家族にはどんな影響があるのか。意識が無くなる前と後では患者は別人になっているのか…?

たまたま最近読んだアルジャーノンに花束をと似たような考察が出来るけどこっちは実話という点で救いがないと言えるかもしれない。話は全然違うけどね。
また、この映画には悪意がどこにも存在しないから何も責められないし、悲観するのも違う気がするけど、とにかく怖かった。
馬場康平

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