がっち

レナードの朝のがっちのレビュー・感想・評価

レナードの朝(1990年製作の映画)
4.0
公開当初はあまり興味が無かったが、ロビン・ウィリアムズの作品が観たくなり、選んだ。

セイヤー先生の患者を思う気持ち、生真面目さ、優しい笑顔が素敵で、期待を裏切らなかったが、それ以上にロバート・デ・ニーロの演技の旨さに驚かされた。
最後の食堂でのダンスシーンで涙腺が崩壊ーー

この時期、少しでも効能があるならば、その薬を服用したいと普通に思ってしまうが、やはり慎重でなければならないと警鐘を鳴らされた気がした。

そして『普通』である事が幸せの全てではないが、『普通』に生きられる事の幸せも再認識させられた。

彼らにとって、このひと夏の奇跡はどんな意味を持ったのだろうか?
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