もっと喜んだり、落ち込んだりしたんだけどなぁ、劇場版にダイジェストしたからやむを得ないが、"劇画"には満足。
丹下段平との出会い、「あしたのためのその一」から始まる宿命のライバル力石徹との関係とその対戦、全ての要素は入っているものの、力石が減量してまでなぜ矢吹と対戦したかったのか、そこが描かれていない。減量は壮絶だったし、リングでガウンを脱いだときの驚きとどよめきはハンパなかった。
伝説化と言っても過言ではない「あしたのジョー」を語るには物足りない。
てっきり尾藤イサオのジョーかと思ってたら、おぼたけし、これもいいけどね。
「男なら 戦う 時が来る 誇りを守るために 命をかけて」
