上海十月

ダンディー少佐の上海十月のレビュー・感想・評価

ダンディー少佐(1965年製作の映画)
4.0
途中、女っ気が出ますが、男、男のオンパレード。今時の映画だと確実に同性愛者が出そうな設定だ。そんなことも無く、メキシコの村を助けながらも、アッパッチ族を全滅すべくダンディー少佐は、執拗に追いかける。ペキンパーは、後のスローモーション等でも黒澤の影響があるので、討伐隊を編成するにあたり募集したりするシーン、若い兵士がヒゲを剃って、「もう子供とは言えないな。」というシーンを観て、「七人の侍」をやりたいのかなと思ってしまいました。依然観たのは、テレビでトリミングされた物でしたが、今回スコープ版を観て広がりのある画面構成で、ペキンパー・ワールドを堪能しました。
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