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カサンドラ・クロスのpapandaのレビュー・感想・評価

カサンドラ・クロス(1976年製作の映画)
3.9
数十年ぶりに見た。かなり面白かった。大陸横断豪華列車に乗り込む色々な国の色々なアイデンティティーを持つ人達、スリル、サスペンス、ミステリー、ドラマ、それだけでもワクワクする。まだ、とても便利で手軽なCGもドローンもない時代にミニチュアやヘリコプター撮影であの映像を作るのは、映像制作者達の工夫や経験に裏打ちされた技術の力だろう。出だしの空撮の見事なこと。もちろんオールスターキャストの演技もあってのことだけど。結局は個人の生命より何やらとてもやましい機密を優先する「国家」がそら恐ろしくなる。そして同時期に公開された同じようなテーマの「カプリコン・1」が見たい。
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