YAZ

危険な女のYAZのレビュー・感想・評価

危険な女(1959年製作の映画)
3.8
作家夢中にする渡辺美佐子の観る

原作松本清張で1時間程の中篇

地方紙連載中の新進作家が自作を
読む為同紙を毎日買ってる女性を
偶然知ることに。
彼女が何者が気になって仕方ない
作家は調べると意外な過去がの話

尺の短さの割には二転三転して
面白かった
美佐子さん銀座のホステスで銀座通い
してこそ作家の時代で清張は一見すると
通いそうもないのでホステスに翻弄され
る作家を皮肉ってるのかも

彼女の陰には心中事件があり心中した男
との関係やら病気療養中な夫の存在。
調べてくうちにズルズルとはまっていく
作家さん
美佐子さんファムファタールの雰囲気も
若干ですが醸し出しなかなか良いです

美佐子さん演じる芳子は作家と出会い
利用しようとするがその出会いが
幸か不幸なのか。出会ってなければ
どうなっていたのかな~とビールと
ジュースのラストで思う

中篇ですが映画観たなの満足感
原作題名は「地方紙を買う女」
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