いやよセブン

女優須磨子の恋のいやよセブンのレビュー・感想・評価

女優須磨子の恋(1947年製作の映画)
3.0
1947年、溝口健二監督、須磨子を田中絹代、抱月を山村聡が演じている。
奔放な須磨子が、妻子ある抱月と不倫関係になり、抱月は婿入り先を飛び出し、須磨子と一緒に、芸術座を立ち上げる。
芸術座がようやく独り立ちした時点で、まず抱月が、次いで須磨子が亡くなる。
溝口健二監督作品ではあるが、淡々と描かれて、二人の後半生をただ、なぞっているようで物足りない。
ちなみに坪内逍遙は東野英治郎。