窓際の有機物

自転車泥棒の窓際の有機物のネタバレレビュー・内容・結末

自転車泥棒(1948年製作の映画)
2.4

このレビューはネタバレを含みます

観ていて最後までとにかくずっとしんどい作品。きっとこれが戦後イタリアのリアルなのだろう。
父親が鈍臭く感じるのは、おそらく学がなく理屈で物事を説明できないからか。いつも悪手を選んでしまった印象。
息子に対しても、なぜそうなる?というシーンの連続。愛情に気づいているのか、受け止められるのか。
貧すれば鈍する、そんな言葉が頭に浮かんできた。
きっと自分は恵まれているのだろう。